MINO-o'-2016: 30. 仕様はどうしよう(HW編)
ちゃっちゃと決めていきましょう。
ミニ、とつくくらいですから基板寸法からいきましょうか。
フリーのeagleで作れるのが10cm*8cmまでですから、このサイズにしてみましょう。0.6葉書くらいのサイズです。
次に、鍵数です。
1オクターブで白鍵8黒鍵5、2オクターブなら白15黒10です。
ですが、幅が10cmですから2オクターブ入れると鍵間隔が6mm半程度しかなくなってしまい、押すのに難儀することになってしまいます。ですので、1オクターブで我慢しておきましょう。これでもかなり狭いですが*1。
キーにあまり凝ったものを使ってもちょっと大変そうですから、ここは簡便にタクトスイッチで済ませてしまいましょう。白鍵・黒鍵以外にも設定用のボタンがいくつか要りますが、これは後で。
キーにタクトスイッチを使うので、押す強さ(速さ)は取れません。ですので、その代わりにスライドボリュームで指定できるようにしておきましょう。
そうそう、設定を表示する方法が要りましたね。
独断で7セグLEDにしましょう。4桁あればなんとかなるでしょう。
電源。手を抜いてACアダプタです。
あとは出力MIDIコネクタ(DIN5)、LEDのパイロットランプがあればいいでしょうかね。
ケースは無し、基板に足だけつけておきましょう。部品はスルホールなもので作ります。
本日の部品
- 左上: タクトスイッチ
- 押しボタンスイッチの一種。押したときのみ電気を流せる。カチカチ音がする。
- 右上: 7セグLED
- おもに数字を表示するために使う。1〜4桁程度の物がある。内部の接続によりアノードコモン、カソードコモンの種別がある。伝統的に7セグと呼ばれるが、線分7つと小数点で一桁あたり8個のLEDがあるものが多い。
- 左下: スライドボリューム
- 可変抵抗の一種。(回転方向でなく)直線方向にツマミを動かすことで調整する。
- 右下: LED
- 発光ダイオード。光を出す。