MINO-o'-2016 8. デバグ

さて、デバグのお時間です。
ハードウェアの問題はテストファームで確認済なので、ソフトウェアだけ考えればいいことになります。
とりあえず、音源接続はまだしないでおいて電源を入れます。

…"Oc 4"と出てきません。SPIまわりをチェックです。
送信はレジスタに書くだけ、初期化とラッチはテストのからコピペ、…とアノード側の制御を忘れてました。ラッチの前後に書き足します。前でOFF、後でONですね。前か後のどちらかでまとめてON/OFFしてしまうと少し残像が残るかもしれません。
直したら再コンパイルして再書き込み。今度はちゃんと出てきたようです。

オクターブ変更のボタンを押して…あれ、イッペンに2以上変化しました。チャタリングが起きているようです。それに、5と6の文字がおかしい。
まずは文字から。DIGIT_5とDIGIT_6が間違ってますね。直し。
チャタリングは…ああ、クロックを1MHzから8MHzへ変更したことを忘れてました。インターバルタイマを8分周にして合わせます。

音源をつながずに出来るのはここまで、ではつないでみましょう。
スライダをとりあえず真ん中あたりにして演奏してみます。
おお、ちゃんと鳴っている。黒鍵もOK、和音もOK。オクターブを変更すればちゃんと変わります。

ではスライダを…あれ、下にするほど音が大きくなります。
ナンデ?…あ、判りました。基板AWの際にレバー下になるほど電位が高くなるように逆配置になってしまってました。幸いにしてBカーブですから、current_adcに取り込む際に逆にしてしまいましょう。

これで、最低限キーボードとして働くようになりました。やったね!