第6回MI68

第6回MI68、無事完了し帰ってこれました(帰ってすぐBTNQですが)。御参加の皆様方お疲れ様でした。
当ブースへご足労いただいた方々に感謝。また、当サークルにて頒布をお受けになられました皆々様がお楽しみいただけることを心より願っております。
さて、他ブースサークルの展示について見てまわる時間が無かった(大変申し訳ない。一人参加のため赦して欲しい)ため、このあたりは一般参加の方々のレポート・ツイートを参照していただくことにして、当サークルのデモ部分の補足説明です。

デモ内容

i8253モジュールを使用したデモ曲の演奏
i8253モジュール(PC98とか(昔の)IBMPCとかで使われていたBEEP音の石のモジュールです)でアルガーナOPの演奏です。作曲の古代さん、MML作成のwingさんに感謝々々です。
MIDI PadでuPD7756モジュールの発声
前回と同じく、燃えプロの音声チップを使用したモジュールで、パッドを叩くと"おーむらん"とか"っとらいっ"とか鳴る(しゃべる?)デモです。

構成


(1:開始からしばらくはuPD7756ボードの部分無し 2:桃色=今回頒布,緑色=自作,空色=市販/他サークルさん)
uPD7756(+RasPi+MIDIPad)部分は基板が頒布版になった以外は前回と同じです。

図最左列部分は、ちょい足し拡張ボード,コントローラボードも前回のものを使っています。ただし、コントローラボードは前回電源供給のみでしたが、今回はi8253ボードの制御(デモ曲演奏)をしています。データもマイコン上に載せています。

i8253デモ

さて、この8253という石、通常はBEEP音の他タイマにも使われるので一音しか出ないのですが、このモジュールでは3チャネルとも音に割り振っているため3和音が出せます(つまりHW的にはGSX-8800の半分と同等ということですね)。
ただ、そのままだと音程はつくものの音量は一定となってしまいます。
それじゃあイマイチだろうってことで、なんと音量とノイズをソフトウェア的に実装して鳴らしています。
ただ、未完なところも結構あって、

  • "@x"(音色変更)は時間が足りなくて(そして時間が足りてもおそらくはメモリ不足となって)実装出来なかった
  • ノイズの周波数(というのもヘンな表現だけど)が3%ばかり低い。
  • 手計算間違えてちょっとテンポが遅い。四分音符90拍/分にしてしまった。
  • 方式のせいか、音が濁る。
  • 演奏してるとch1,ch2が鳴らなくなってch0のみになってしまうことがある。原因不明。

なんでバグがあったりします。ははは。

書き忘れ

MMLを直接実行してるのではなく、全部前もって実行内容のリスト(バイナリ)に変換してあります。為念。